一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ環境問題専門家委員会 ドイツに更なるリーダーシップを求める
【環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2002.04.18 【情報源】ドイツ/2002.04.11 発表
4月11日、ドイツ連邦政府の諮問機関である環境問題専門家委員会(SRU)は、連邦環境大臣トリッティン氏に「環境意見書2002〜新しいリーダーのために〜」を提出した。報告書は、ドイツが温暖化対策の国際的なリーダーであること、環境分野への幅広い投資を促進していること、脱原子力の実行、再生可能エネルギー法(自然エネルギーを固定価格で買取)の施行、改正自然保護法の施行等について高く評価している。また、2020年までに1990年と比較し、CO2を40%削減することは有意義で、かつ実現可能なことであること、環境税を継続的に行うこと、EUにおける拘束力のある排出量取引の実行等を要求している。
連邦環境大臣トリッティン氏はこの意見書に対し、「我々はこれからも、環境政策のリーダーであり続ける。同時に、経済の勝者にもなる。」とコメントしている。
「環境意見書2002」の請求先
環境問題専門家委員会(Der Sachverstandigenrat fur Umweltfragen)
Reichpietschufer 60,10785 Berlin,
Tel.030/263696-0
【ドイツ連邦環境省】