一般財団法人環境イノベーション情報機構
生物多様性条約事務局とイオン環境財団、「2012年生物多様性みどり賞」への活動を開始
【自然環境 生物多様性】 【掲載日】2012.01.17 【情報源】その他/2011.12.23 発表
生物多様性条約事務局(SCBD:モントリオール)は2011年12月23日、SCBDと公益財団法人イオン環境財団の提携のもと、「2012年生物多様性みどり賞」が、国連生物多様性の10年(2011−2020)の目標実現に重要な手段となるとの声明を発表した。同賞は、イオン環境財団の設立20周年で国際生物多様性年でもあった2010年に創設されたもので、地域・世界レベルで生物多様性の保全や持続可能な利用に顕著に貢献し、人々の認識向上に影響力のあった個人3名に授与される。この賞の創設を機に、同年10月の名古屋でのCOP10開催時には、同財団とSCBDとの間で、青少年を対象にした啓発活動や国連生物多様性年の取組推進に向けた覚書が署名された。2011年12月20日に開かれた同賞実行委員会第一回会合では、2012年10月のCOP11(インド、ハイデラバード)で授賞式を行うことなどを決めた。同財団の岡田卓也理事長は、「生物多様性みどり賞」や環境教育を通じSCBDの協力関係を強化したいと表明、SCBDのアーメド・ジョグラフ事務局長も「生物多様性の10年と生物多様性条約の3つの目標実現に貢献する生物多様性みどり賞は、イオン環境財団の素晴らしい貢献」と称えた。【生物多様性条約事務局(SCBD)】