生物多様性条約事務局、戦略計画と愛知ターゲット達成のためワールド・フューチャー・カウンシルと協力覚書を締結

【自然環境 生物多様性】 【掲載日】2012.01.04 【情報源】その他／2011.12.12 発表

　2012年12月12日、生物多様性条約（CBD）事務局は、CBDをはじめ、その2011-2020年戦略計画や愛知ターゲットの実施推進面での協力について枠組みを定めるため、ワールド・フューチャー・カウンシル（WFC）と覚書を交わした。WFCはドイツの財団であり、模範となる政策を世に知らしめるため、すぐれた政策を表彰してフューチャー・ポリシー・アワード（未来政策賞）を授与している。WFCとCBDは既に2010年（国際生物多様性年）に、名古屋で開かれた第10回CBD締約国会議の一環として同賞の授賞式を協力して行っており、国際森林年である2011年には、国連森林フォーラムや国連食糧農業機関（FAO）の協賛を得て、やはり共同で授賞式を行った。本日交わされた覚書はこのフューチャー・ポリシー・アワードに関する協力について定めるもので、今後、授賞式はCBD締約国会議の際に実施されることになる。さらに、将来世代の利益につながる最善の生物多様性政策の特定と普及についても、両者が協力していくことになった。【生物多様性条約事務局（CBD）】