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環境ニュース[海外]

リオ条約パビリオン、持続可能な土地管理と生物多様性、気候変動の関連性についての意識啓発

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2011.11.10 【情報源】その他/2011.10.26 発表

 2011年10月10日から21日まで韓国昌原市で開催された砂漠化対処条約(UNCCD)第10回締約国会議の場で、リオ条約パビリオンが設けられた。会期中、ここでは生態系をベースにした気候変動への取組みや、持続可能な土地管理による食糧安全保障と飢餓撲滅など、リオ3条約に関連するテーマで29の会議が開催され、パートナーや締約国ら1000を超える参加者が議論し、国や地域レベルでの条約実施について発表した。パビリオン閉幕の際、締約国会議議長であり、韓国山林庁の李庁長は「このパビリオンは持続可能な土地管理、生物多様性気候変動の関連についての意識を啓発し、世界各国の利害関係者に対し、リオ3条約の協働実施の必要性について、改めて強力なメッセージを送った」と述べた。またジョグラフ生物多様性条約事務局長は、「砂漠化や土地劣化の防止、生物多様性の存続と保存、気候変動の緩和と適応の取組目標を推進する条約事務局の活動参加にあたり、このような共通の討論の場を持つことが重要である」と語っている。
 気候変動枠組条約第17回締約国会議では、40以上の会議がリオ条約パビリオンで開催されるとみられる。また国連持続可能な開発会議(リオ・プラス20)でも、パビリオン開催の計画が進んでいる。 【生物多様性事務局】

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