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環境ニュース[海外]

世界動物園水族館協会(WAZA)、「国連生物多様性の十年」を支持

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2011.10.27 【情報源】その他/2011.10.14 発表

 世界動物園水族館協会(WAZA)の第66回年次会合が2011年10月14日、プラハ動物園の主催で開催された。会合では、2010年10月の生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)で採択された「生物多様性条約戦略計画2011−2020」(愛知ターゲット)の、保全と意識向上に関する目標を達成するために動物園と水族館が果たす役割について議論が行われた。その結果、満場一致で、「国連生物多様性の十年(UNDB)」を正式に支持し、愛知ターゲットの実現の取り組みに動物園と水族館を動員する枠組みを策定することが決定した。WAZAは世界の300を超す動物園や水族館で構成され、その年間の入場者総数は7億人近くにのぼるという。UNDBの関係機関タスクフォースのメンバーでもある。同協会事務局長は、入場者の意識向上や絶滅危惧種対策でUNDBに大きく貢献すると自信を示した。WAZAは次の年次会合までに今後10年間の包括戦略を策定するとしており、次回のマーケティング会議では意識向上を重点的に検討する予定である。【生物多様性条約事務局】

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