一般財団法人環境イノベーション情報機構
CBD条約事務局ら、都市と生物多様性地球規模概況の作成で覚書に調印
【自然環境 生物多様性】 【掲載日】2011.09.29 【情報源】ドイツ/2011.09.15 発表
2011年9月4〜6日、「生物多様性のためのサブナショナル(州など)政府、都市その他地方自治体に関する行動計画の実施に関する第2回会合」がドイツのボンで開かれた。それに関連して9月6日、ストックホルム大学(窓口は同大学のストックホルムレジリアンスセンター(SRC))と生物多様性条約事務局は、『都市と生物多様性地球規模概況第1版』(CBO-1)の作成に関する協力覚書に調印した。この概況報告書は都市部における生物多様性の状況を明らかにし、都市化と生物多様性に関する優良事例や経験から学んだ事項を紹介するほか、今や50以上の都市で実施されているシンガポール都市生物多様性指標の実施状況を測る重要な手段となるものでもある。報告書は二部構成であり、インドのハイデラバードで開催される生物多様性条約第11回締約国会議(COP11)のハイレベル閣僚級会合の直前、2012年10月15〜16日に開催される第2回生物多様性国際自治体会議に提出される予定である。【生物多様性条約事務局】