一般財団法人環境イノベーション情報機構
スウェーデン環境大臣、COP17に先立ち非公式会議のため南アフリカ・メキシコで会合
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2011.09.22 【情報源】その他/2011.09.09 発表
スウェーデン環境省のカールグレン大臣は、2011年12月に南アフリカのダーバンで開かれる第17回気候変動枠組条約締約国会議(COP17)に先立ち、南アフリカ及びメキシコで、閣僚級の非公式会議に出席すると発表した。メキシコでは、エルビラ・ケサーダ環境・天然資源大臣とともに閣僚級会合を開催し、原則的には気候変動枠組条約の対象外である、短期的な気候変動要因及び大気汚染への対策強化について話し合う。大臣は、気候変動に関する交渉には、南北間、貧しい国と富める国の間の橋渡しが重要だと強調。スウェーデンは、これらの格差を解消するため、国連の気候交渉と並行して、熱帯雨林の保護や短期的気候変動要因の排出削減、化石燃料補助金の段階的廃止に取り組んでいる。一方、COP17でも、排出削減目標、時期等を明示したロードマップづくりに尽力し、国際社会における気候変動対策の具体的な進展に貢献したいとしている。【スウェーデン環境省】