一般財団法人環境イノベーション情報機構
リオ3条約の事務局、共同で生態系・気候変動パビリオン開催
【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2010.11.02 【情報源】国連/2010.10.18 発表
「リオ3条約の生態系・気候変動パビリオン」が、2010年10月18〜29日に名古屋で開催される生物多様性条約第10回締結国会議で初めて登場する。リオ3条約(気候変動枠組み条約、生物多様性条約、砂漠化対処条約)の事務局が、地球環境ファシリティーや日本を含む5カ国の政府、地域政府、欧州委員会、国連開発計画等の国際機関と共同で開催するもので、3条約の相互に関連しあう問題への解決策や取り組みを話し合う場を提供する。国際生物多様性年に始まるこのパビリオンは、11月末のカンクン(メキシコ)気候変動会議、2011年チャンウォン(韓国)での国連砂漠化対処会議や2012年リオデジャネイロでの国連持続可能な開発会議(リオプラス20)でも設置される予定。水、空気等、生命に不可欠なサービスを提供する生態系を脅かす気候変動、生物多様性の減少、森林破壊、土地劣化に対して協調的アプローチをとることは、約10億の最貧困層を含む世界人口約3分の1の人々の窮状への対処にもつながる。このパビリオンの開催中、生物多様性、気候変動、持続可能な森林・土地管理等を結び付ける様々なテーマに関する展示やパネル・ディスカッションが催される。【国連環境計画(UNEP)】