一般財団法人環境イノベーション情報機構
中国と環境協力に関する覚書に調印 CDMも目指す
【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2002.03.07 【情報源】オランダ/2002.02.14 発表
オランダ住居・国土計画・環境省のプロンク大臣は、2月14日、中国環境省のXie氏との間で、情報交換や共同プロジェクトの促進に関する覚書にサインした。覚書では、クリーン・テクノロジーや廃棄物処理、オゾン層破壊物質に関する情報やノウハウの交換が盛り込まれた。また、環境に配慮した船舶解体技術の開発や、環境規制の効果的な実施についても協力していくことになった。
さらに、中国における省エネルギーや持続可能なエネルギープロジェクトを確立するための条項も含まれている。こうしたプロジェクトによるCO2削減効果は、京都議定書のクリーン開発メカニズム(CDM)に基づき、オランダの削減分としてカウントされる。
覚書の期間は5年間だが、その後更新される可能性もある。なお、オランダ住居・国土計画・環境省と中国環境省は、1988年から協力を行っている。
(英語版)【オランダ住宅・国土計画・環境省】