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環境ニュース[海外]

国際生物多様性年の開始を祝う式典をベルリンで開催

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2010.01.20 【情報源】ドイツ/2010.01.11 発表

 2010年国際生物多様性年の開始を祝うため、ドイツのベルリンにある国立自然史博物館で式典が開催された。
 式典にはドイツのメルケル首相やレトゲン環境大臣、国連環境計画(UNEP)のシュタイナー事務局長、日本の田島一成環境副大臣をはじめ、各国政府、国際組織、科学者、企業の代表ら400名以上が参加した。
 2010年は、国連総会において、「国際生物多様性年」と定められている。これは、生物多様性の重要性や、生物多様性が失われた場合に人類の福祉や世界経済の発展に及ぶ影響などについて、人々の意識に強く訴えることを目指すもの。
 今年は、2010年までに生物種や生態系の失われるスピードを著しく減らすという「2010年生物多様性目標」の達成状況を審査するとともに、今後の国際的な自然保護政策の目標を設定することが求められ、10月に名古屋で開催される第10回生物多様性条約締約国会議(COP10)では、生物多様性の喪失を阻止するための戦略的計画や一連の目標が採択される予定である。
 また、5月には、生物多様性の喪失に関する現状と傾向に関する科学的な報告書「第3次生物多様性条約評価報告書:世界生物多様性概況」が公表される。【ドイツ連邦環境省】【UNEP】

※下記プレスリリースは、ドイツ連邦環境省発表

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