アフリカ環境大臣会合（AMCEN）が開催される

【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2009.10.28 【情報源】国連／2009.10.23 発表

　アフリカ諸国の代表や政府高官によるアフリカ環境大臣会合（AMCEN）がエチオピアのアジスアベバで開催された。
　12月に開催される第15回気候変動枠組み条約締約国会議（COP15）を前に、アフリカ諸国が集まる最後の会合であり、共通の交渉ポジションについて議論。アフリカ気候変動プログラム枠組や準地域的な気候変動プログラムの枠組、さらに2013年以降の国際的な気候変動対策の枠組みをめぐって交渉中の問題についてアフリカの専門家の理解を深めることも議題に上った。
　COP15については、アフリカ諸国の意見が届くために、さらにやるべきことが残されているという懸念が示された。アフリカ諸国は、気候変動対策や気候変動への適応策について、公平で効果的な成果が生まれることを期待している。
　気候変動がアフリカ地域に及ぼしている影響は様々なところで明らかになってきており、気象パターンの変化、自然災害の増加などに直面している。地球温暖化が続くと、アフリカでは、20〜30％の生物種が絶滅の危険にさらされるという。【ＵＮＥＰ】