一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

ドイツ 国際気候保護奨学金の設置

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2009.10.02 【情報源】ドイツ/2009.09.23 発表

 ドイツ連邦環境省のガブリエル大臣は、9月23日、アレクサンダー・フォン・フンボルト財団が新たに設置した途上国や中進国の若者に対する国際気候保護奨学金を歓迎するコメントを発表した。この奨学金は、毎年20名までの若者に対して供与するもの。奨学生は、1年間、ドイツにおいて大学や適した研究機関に滞在し、気候保護・資源保護の分野におけるプロジェクトに参加し、知識や手段、技術の交流を促進する。これにより、ドイツと外国の専門家間の国際協力のネットワークがつくられ、気候変動や特に奨学生の出身国における気候変動の影響を克服することが期待されている。
 ドイツ国内では、奨学生には、語学コース、専門教育コースや会合など、包括的なプログラムが用意されている。これにより、個々の奨学生だけでなく、奨学生相互の接点も構築される。さらにプログラムのパートナーとして、ドイツ産業連盟(BDI)、ドレスデン工科大学環境マネジメント国際博士課程、ドイツ学術交流会(DAAD)、ドイツ環境基金(DBU)、ドイツ技術協力協会(GTZ)、ベルリン再生可能エネルギーアカデミーが参加している。
 奨学金の資金は、連邦環境省の国際気候保護イニシアティブにより提供され、2010年9月に開始し、まずは4年間の予定で実施される。【ドイツ連邦環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク