一般財団法人環境イノベーション情報機構
地球規模の排出量取引は温暖化防止に不可欠
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2009.07.28 【情報源】イギリス/2009.07.20 発表
危険な地球温暖化を防止するためには、地球規模の炭素取引市場が不可欠だとする新たな報告書が、イギリスのブラウン首相の委託により公表された。報告書では、キャップ・アンド・トレードシステムは、炭素に価格をつけ、汚染者負担を確実にすることによって、温室効果ガス排出量を大幅に削減できるという。
もちろん、排出量取引は、国内の様々な対策(再生可能エネルギーの固定価格買取制度、炭素隔離・貯留(CCS))と組み合わせて対処していく必要がある。しかし、地球規模で排出量取引を導入すれば、排出削減コストを最大70%も引き下げることができるという。また、途上国が低炭素経済に移行するのを支援するため、相当量の資金が途上国に流れる効果も期待される。
EUのようなキャップ・アンド・トレードシステムは、既に先進国35カ国で実施または計画されている。また、中国やブラジルなどの新興国もこうした制度に参加する可能性があるという。【イギリス エネルギー・気候変動省】