一般財団法人環境イノベーション情報機構
ラムサール登録湿地の保護を強化
【自然環境 生物多様性】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】イギリス/2000.11.14 発表
イギリス環境大臣は、ラムサール条約に登録されている、イングランド内の湿地について、最も手厚い保護を与えるために、新たな政策ガイダンスを公表した。同ガイダンスによると、登録湿地における開発行為は、極めてまれな条件でしか許可されないこととなる。また、開発行為が許可された場合でも、湿地の機能が失われた場合には、生息地の回復や再生によって代替する必要がある。政府は、こうした回復コストについて、汚染者負担原則に基づき、開発事業者が負担することを期待している。
イングランドでは、現在、貴重な野鳥の生息地として361,000haが保全されている。【イギリス環境・運輸・地域省】