イギリス　食糧担当大臣が食糧の持続可能性について議論

　スコットランドのエディンバラにて、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの食糧の持続可能性を担当する大臣が一同に会して議論。世界の人口増加や地球温暖化などの問題を踏まえ、今後、長期的に持続可能な食糧政策を構築する必要性が強調された。
　気候変動の影響が心配される現在、これからは食糧の確保、持続可能な生産・流通・享受の方法を見出すことなどが必要となる。
　この会議では、食品や飲料などの重要性を、経済的な視点だけでなく、市民や地域の健康への貢献といった視点からも検討した。また、現在の優良事例や現在計画中の対策などの情報を共有し、食糧安全保障の評価や共同研究について、協力して検討する機会を見出した。
　これからも情報交換などを引き続き行い、今年の後半に、同様の会議を開催する予定。【イギリス環境・食糧・農村地域省】