EU　ポスト2010年の生物多様性政策について議論

　ギリシャのアテネにおいて、4月27・28日、欧州の生物多様性政策の将来に関する会議「生物多様性保護－2010年以降」が開催される。
　EU加盟国政府、NGO、企業、国連機関から230名の代表が参加し、現在のEUの生物多様性保全政策や、将来の取り組みの優先課題について議論を行う。
　自然保護地域のネットワークである「ナチューラ2000」の設定など、大きな進捗がある一方で、生態系や生物種の状況が悪化し続けているという証拠も増加している。
　生物多様性の喪失を阻止するというEUの目標を達成するため、政治・経済的な意思決定の過程で生物多様性の正しい価値を考慮する必要がある。【欧州委員会環境総局】