一般財団法人環境イノベーション情報機構
アメリカ 大気汚染モニタリングの対象となる学校を公表
【大気環境 大気汚染】 【掲載日】2009.04.13 【情報源】アメリカ/2009.03.31 発表
アメリカ環境保護庁(EPA)のジャクソン長官は、学校周辺の大気汚染から児童を守るという新たな取り組みのため、屋外の大気状況をモニタリングする学校のリストを公表した。対象となるのは、大規模な工場施設周辺や都市部にある62校。今後、EPA、州、地方自治体が協力して、モニタリングを実施する。
設備や職員の状況に応じて、いくつかの学校では、直ちにモニタリングが開始される。他の学校でも、今後60〜90日以内に、モニタリングが開始される。
州や地方自治体の担当部局は、60日間にわたって学校周辺の大気のサンプルを採取。EPAはモニタリング結果を分析して、その情報を学校や市民と共有する。集めた情報は、追加的なモニタリングや対策の必要性など、最善の対応策を決定するために活用される。【EPA】