一般財団法人環境イノベーション情報機構
世界経済フォーラム 低炭素経済に関する作業部会を設立
【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2009.04.13 【情報源】国連/2009.03.31 発表
BP社、ダウケミカル社、グーグル社など企業52社と34人の専門家が参加し、世界経済フォーラムの低炭素経済の繁栄に関する作業部会が、3月31日に設立された。この作業部会は、2009年の世界経済フォーラム ダボス会議で、イギリスのブラウン首相が呼びかけていたもの。政府や国連とも協力し、2010年以降、低炭素経済を促進するような具体的なプロジェクトの開発や政策提言を行っていく。
作業部会では、主に、短期的には、数百万件のグリーン雇用を創出する方法、長期的には、経済成長を低炭素型で持続可能な方向に軌道修正していく方法を見出すことを目指す。特に、途上国に、環境技術や投資を迅速に移転させる方法について、具体的なアイデア作りに取り組んでいく。
今後、気候変動に関する世界ビジネスサミット(コペンハーゲンで開催)、世界経済フォーラムの会合(韓国、南アフリカ、中国、インド)、9月の国連総会(ニューヨーク)といった国際会議の場を活用しながら、開催していく予定。【UNEP】