一般財団法人環境イノベーション情報機構
フランス 湿原管理の工程表を発表
【自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2009.02.12 【情報源】フランス/2009.02.02 発表
フランスのジュアノ閣外大臣(エコロジー担当)は2月2日の「世界湿地の日」、湿原管理の行程表を発表した。湿原の管理は関係者全員で実施する必要があるため、環境グルネル(環境懇談会)で提言されたガバナンス・モデルに基づき、全国グループの設立を決定した。このグループは、持続可能な管理、保全を推奨する提案、湿地の修復などをとりまとめる。
湿原は、生物多様性の保全、水量の増加など、環境面で様々な機能を有している。環境グルネルでは、水局と沿岸域保全整備機構により、2万ヘクタールの湿原を取得するよう勧告した。
閣外大臣は、カルヴァドスを訪問し、湿原の農業的管理を視察する。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省】