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環境ニュース[海外]

フランス 7月からEU議長国に 最重点課題は「気候・エネルギー政策パッケージ」

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2008.07.02 【情報源】フランス/2008.06.25 発表

 2008年7月からフランスがEU議長国となるに当たって、エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省(MEEDDAT)は、6月25日、議長国としての方針と当面の予定を発表した。概要は以下のとおり。
●重点課題「気候・エネルギー政策パッケージ」:欧州委員会が1月23日に提案した「気候・エネルギー政策パッケージ」は、EUを世界最初の持続可能な経済域にすることを目指すもので、将来の競争力の土台となる。12月にはポーランド・ポズナンで気候変動枠組条約締約国会議が予定されており、EUが国際舞台で信頼を得られるかは、政策パッケージに合意できるかにかかっている。気候変動問題については、7月3〜5日に開催される、EU環境閣僚理事会及びエネルギー閣僚理事会の非公式会合で検討する。
●環境:気候変動関係では上記以外の課題として、燃料質指令案、自動車からのCO2排出量に関する指令、森林破壊と気候変動に関するグリーンペーパー(夏または秋に公表予定)、EU排出量取引制度の対象に航空部門を加える指令の提案が挙げられる。この他、環境閣僚理事会での法的検討作業としては、汚染とリスク防止も重要。
●運輸:気候と持続可能な開発、安全、域内市場の自由化、運輸部門での新技術の開発。運輸閣僚理事会の非公式会合は9月1、2日に開催の予定。
●国土整備:一貫性のある政策と都市開発政策。EU各国の国土整備・地域政策担当閣僚による非公式会合を11月25、26日に予定。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省】


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