ドイツ　環境法典新編纂に向けた公聴会を開催

　ドイツ連邦環境省は、5月23日、計画中の環境法典新編纂に向けた公聴会を開催することを発表した。公聴会は、市民団体向けに6月17日から19日まで、州及び地方自治体向けに6月24、25日に、それぞれベルリンで開催される。
　提示された意見は、ドイツ連邦環境省によって分析され、連邦内閣の承認に向け、連邦政府内部で案の調整が行われる。
　環境法典により、分散している国内の環境法がまとめられ、簡潔化される。現在の草案では、環境法典は、5冊にまとめられており、1冊目は一般規定と検討中の環境法、2冊目は水管理、3冊目は自然保護及び景観保全、4冊目は非電離放射線、5冊目は排出量取引となっている。【ドイツ連邦環境省】