一般財団法人環境イノベーション情報機構
フランス&ルーマニア エネルギー分野での協力協定を締結
【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2008.05.07 【情報源】フランス/2008.04.22 発表
ルーマニアのタリチャーヌ首相の訪仏に際し、フランスのフィヨン首相が会見し、エネルギー分野における2つの協力協定が調印された。調印には、フランスのボルロー エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備大臣とルーマニアのボスガニアン経済・財務大臣が立ち会った。
最初の協定は、ピテスティの原子力研究所の革新に関するもので、フランスの原子力エネルギー庁(CEA)とルーマニア国立研究庁(ANCS)との間で締結された。
もう一つは、再生可能エネルギーの促進とルーマニアのエネルギー効率化戦略の実施への協力に関するもので、フランスの環境・エネルギー管理庁(ADEME)とルーマニアの同様の機関との間で締結された。
2つの文書は、省エネ、低炭素エネルギー、原子力と再生可能エネルギーの促進といった分野において両国の協力関係を強化し、気候変動対策について2国間で合意された優先課題を示すもの。
気候変動対策は、7月1日から始まるEU議長国としてのフランスの中心的課題となる。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省】