欧州委員会、サルジニア島で森林火災の模擬訓練

　欧州南岸が暑くなると、森林火災のリスクも増加する。
　欧州委員会とEU加盟国は、2007年の悲劇的な経験を教訓とし、来るべき森林火災の季節に一致協力して備える。5つの加盟国（イタリア、フランス、ギリシャ、ポルトガル、スペイン）と欧州委員会の災害監視情報センター（MIC）は4月16日から19日にかけて、サルジニア島で大規模な模擬訓練を行う。「サルジニア2008」と呼ばれる訓練は、欧州委員会により共同資金拠出された大型パイロット事業の一部であり、災害時に素早く出動できる能力を持つことを目的としている。【欧州委員会】