OECD　オーストラリアの環境パフォーマンス・レビュー報告書を公表

　経済協力開発機構（OECD）によるオーストラリアの環境パフォーマンス・レビュー報告書が3月19日に公表された。
　前回、オーストラリアのレビューが行われたのは1998年。今回のレビューでは、前回のレビュー以降の環境政策の進捗状況、環境や持続可能な開発に関する国の目標や国際的な約束の達成状況を評価した。
　全体的には、オーストラリアの取り組みに励みになるような評価が下されている。また、今後の進展のために、45項目にわたる勧告が示されている。結論および勧告の主なテーマは以下の3点である。
●環境管理（特に、水、大気および生物多様性に関する実施の強化）
●持続可能な開発に向けて（環境・経済・社会の統合、農業分野での環境対策）
●国際的な約束、国際協力（炭素排出量取引制度の導入等）
【オーストラリア環境・水・遺産・文化省】