一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ環境大臣 中国訪問の成果を評価
【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2008.02.15 【情報源】ドイツ/2008.02.01 発表
ドイツ連邦環境省のガブリエル大臣は、3日間に渡る中国訪問の成果を評価し、「気候保護や、その分野と関連した輸出産業の可能性をも視野に入れて、中国のエネルギー効率化および再生可能エネルギー分野での支援を強化していくべきである」とコメントした。大臣は中国政府の代表、企業や非政府組織の代表などとの話し合いを重ねた。国家環境保護総局(SEPA)の周生賢局長との対談では、「戦略的環境対話」を継続すること、化学物質管理や廃電気機器、揮発性有機化合物(VOC)に関する協力を強化すること、さらに環境技術分野での協力を開始すること(2008年7月に開催される環境技術メッセへのドイツの参画を含む)について合意した。
また、広東省との会談では、今後、中国の地方との協力も強化し、中央政府が環境政策を実行に移す際の手助けをする意思も伝えた。
今回の訪中を利用して、様々な環境技術分野の30社以上の企業が、自社の売り込みや、協力の申し入れを行った。【ドイツ連邦環境省】