欧州委員会　フィンランドの国内排出割当計画を承認

　欧州委員会は、EU排出量取引制度に基づく、フィンランドの国内排出割当計画（2008-2012年期）を承認した。
　フィンランドからの申請量3960万アラウアンス（CO2換算で3960万トン）に対して、承認された量は3760万アラウアンスで、5.2％減となった。
　意図的な事後修正を廃止すること、第三国で実施される排出削減事業に対するクレジットの分を年間割当量の10％以内にすること、割当先の施設とその割当量の完全なリストを補充することといった条件が付された上で承認された。【欧州委員会環境総局】