一般財団法人環境イノベーション情報機構
中国が正式にカルタヘナ議定書締結国に
【自然環境 生物多様性】 【掲載日】2007.05.17 【情報源】中国/2005.09.07 発表
9月6日、中国はカルタヘナ議定書締結国にとなった。この議定書の正式名称は「生物の多様性に関する条約のバイオセーフティに関するカルタヘナ議定書」で、遺伝子組み換え生物や作物類の安全を確保し、その潜在的な人体影響や生物多様性への影響を減らし、厳格な科学的管理措置を取ることを目指すものである。議定書は2000年1月29日に成立し、中国は2000年8月8日に署名、2005年4月27日国務院が批准していた。中国は遺伝子組み換え生物の主要な輸入国であり生産国でもあり、同議定書締結国として、国際的な役割はさらに大きくなると見られる。【中国環境報】