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環境ニュース[海外]

UNEP アジア諸都市の大気汚染状況に関する報告書を公表

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2006.12.26 【情報源】国連/2006.12.12 発表

 北京、ニューデリーなどアジア諸都市の大気汚染状況について調査した報告書が12月11日に公表された。
 報告書「アジアの都市大気汚染」は、ストックホルム環境研究所、ヨーク大学、アジア諸都市の大気環境浄化イニシアティブ(CAI-Asia)韓国環境研究所、UNEPの協力により策定されたもの。
 アジアの22都市を調査し、粒子状物質が健康への大きな脅威の一つとなっていること、特に、北京、ダッカ、ハノイ、ジャカルタ、ニューデリーなどではPM10汚染が深刻な状況にあることが明らかになった。
 また、報告書では、大気環境の管理に優れた能力を有している都市として、香港、東京、シンガポールなどが挙げられている。一方、ダッカ、ハノイ、スラバヤ、カトマンズでは、こうした能力が限られており、今後、大気質のモニタリングを改善し、排出削減に取り組んでいく必要があるとされた。【UNEP】

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