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環境ニュース[海外]

EPA・陸軍工兵隊 より効果的に湿地を修復・保全するための新たな規則案を公表

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2006.04.13 【情報源】アメリカ/2006.03.27 発表

 EPAおよびアメリカ陸軍工兵隊は、より効果的に湿地を修復・保全するための新たな規則案を公表している。
 今回の規則案は、
●湿地の修復・代替に係る事業の成果を改善すべしとの学術研究会議の勧告に対応するものである。
●全国的な、科学に基づいた、かつ成果主義に基づく明確な基準を設定し、あわせて地域的なバリエーションを許容する。
●市民の参加を拡大するものである。
●流域に基づいた決定を促進するものである。
●事業案が湿地への潜在的な影響を完全に回避しまたは最小化することを要求する「湿地ミティゲーション・シークエンス」を支持する。
 この規則案は、アカウンタビリティと柔軟性を備えるものである。
 今回提案された基準案は、成果およびアカウンタビリティに焦点を当てることで、湿地の代替事業の有効性を向上させるものである。最も重要なのは、今回の提案が、あらゆる形態の湿地保護が、同一の高い保護水準を確保するための「均等な条件」を設ける点である。
 また、革新的な、市場に基づくアプローチへの依存が増す中、湿地バンキングの拡大が進むと予想される。湿地バンクとは、湿地や流水等の水系資源エリアで、湿地等に対する、許可に基づいた影響を相殺する目的で、修復・保護されているエリアである。【EPA】

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