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環境ニュース[国内]

奈良市の地獄谷国有林で「古事の森づくり」開始記念植樹・シンポを実施へ

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2004.01.30 【情報源】林野庁/2004.01.29 発表

 林野庁は奈良県奈良市の地獄谷国有林内で、文化財に指定されている木造建造物修復用の木材の育成事業「古事の森づくり」を開始するにあたって、平成16年3月6日に、地獄谷国有林内約0.5ヘクタールの範囲へのヒノキ、ケヤキほか約1,000本の植樹と、植樹後の「木の文化守り育てる古事の森」シンポジウム開催を決めた。
 この活動は歴史的木造建造物修復や伝統工芸品、伝統祭礼行事に使われる木材を国有林で育てることをめざして、同庁が14年度から取り組みを進めている「木の文化を支える森づくり活動」の一環として開始されるもの。
 森林管理署長と地域の協議会が協定を締結し、地域協議会側が下草刈りなどの作業や木の文化に関する教育活動を担当、森林管理署が森づくりの計画の作成などに協力する形で森づくりに取り組むことが想定されているが、特に「古事の森づくり」と銘打った活動では200〜400年という超長期にわたる森林づくりに取り組むことになっている。
 なお今回の植樹は6日午前10時から、シンポジウムは奈良市内の「なら100年会館」で13時45分で開催予定。
 植樹・シンポジウムとも一般参加が可能で、参加希望者は16年2月20日までに近畿中国森林管理局「古事の森」係まで申し込むことが必要だ。
 シンポジウムでは作家の立松和平氏による基調講演「古事の森をつくる」や、立松和平氏、岡本彰夫・春日大社権宮司らが参加するパネルディスカッションが行われる。【林野庁】

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