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環境ニュース[国内]

海域での自然環境保全・創造技術検討の懇談会、東京港の海域利用の現場を視察

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2003.07.15 【情報源】国土交通省/2003.07.15 発表

 沿岸海域での自然環境の保全・創造技術について検討を行う国土交通省の海域利用技術開発懇談会は、平成15年5月27日開催の15年度第1回懇談会で東京港の海域利用の現場を視察した。
 当日は委員や国土交通省担当者が官船「たかしま」に乗船し、沿岸の物流拠点である大井埠頭、交通拠点である羽田沖、廃棄物処理を兼ねた土地造成地である新海面処分場、葛西海浜公園を海上から視察。さらに新海面処分場と間伐材の根株移植実験が行われている中央防波堤内側についてバスで陸上視察した。
 視察後、各委員からは「海域利用といっても、埋め立て後の陸をどう使うかという話がメイン。東京の海は自然と共生したものになっていないのではないか」、「陸の生態系については立派な研究、行政上の対策が展開されているが、海の方はほったらかしだった。しかし東京湾のアサリ資源の減少についてなど国土交通省でも新しい研究が出て来ている。それを技術と結び付けてほしい」、「海域を考える上でも陸域との関係が大切で、海と陸をどのように繋げて考えるかが重要」などの発言があった。【国土交通省】

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