一般財団法人環境イノベーション情報機構
三菱マテリアル、CDP2022 「水セキュリティ」分野において初の最高位「Aリスト」選出
【水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2023.01.04 【情報源】企業/2022.12.14 発表
三菱マテリアル株式会社はこのほど、国際的な環境情報開示推進NGOであるCDPより水資源に対する同社グループの取り組みや情報開示などが評価され、「水セキュリティ」の分野において初めて最高評価となる「Aリスト」企業に選定された。同社グループは環境方針の一つとして「水資源の有効利用・保全」をかかげている。国内外の事業所などにおいて冷却水や洗浄水など、事業活動のあらゆる場面で使用する水に対してのリスク低減策を進めている。水資源確保については、水使用量のモニタリング、水の循環利用や水使用量の少ない設備の導入・更新などによる節水に取り組み、洪水対策については建屋・ポンプ・電気設備などの嵩上げや排水ポンプの設置、増水を想定した訓練などを実施している。また、事業所における水質事故の防止のため、自主管理基準の設定、水異常時に検知できるセンサー・自動排水停止システムの導入などにも取り組んでいる。
これらの活動は統合報告書やESGレポートなどで定期的に情報開示を行っている。
同社グループは今後も企業理念の「人と社会と地球のために」に基づき、資源の有効利用とその再資源化に取り組むとともに、事業を展開する地域において環境汚染防止に努め、脱炭素社会の実現に向けてさまざまな活動を展開していく、としている。
【三菱マテリアル株式会社】