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環境ニュース[国内]

三菱マテリアル、生物多様性のための30by30アライアンスへ参加、社有林を活用し、生物多様性保全に貢献

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2022.06.20 【情報源】企業/2022.04.08 発表

 三菱マテリアル株式会社は、環境省が主導する「生物多様性のための30by30(サーティ・バイ・サーティ)アライアンス」(アライアンス)に、参加企業として登録した。
本アライアンスは2030年までに生物多様性の損失を食い止め、回復させる(Nature Positive)国際目標の達成に向けて設立された有志連合である。
 日本ではこの目標達成に向け、2030年までに自国の陸域・海域の少なくとも30%を保全・保護すること(30by30(サーティ・バイ・サーティ))の達成を目指し、国立公園等の保護地域の拡充に加え保護地域以外の企業林等で生物多様性保全に資する地域をOECM(Other Effective area-based Conservation Measures)として設定する、としている。

 三菱マテリアルは、日本各地に1.4万haの社有林を保有しており、そこに生息する動植物の生息環境に配慮する森林経営管理を実践している。
 動植物のモニタリング活動や、生息を確認した希少種レッドリスト化も行っており、生物多様性にも配慮した持続可能な森林経営に関する認証を、北海道内の9つの山林で取得済みである。
 三菱マテリアルではアライアンスの設立趣旨に賛同し、社有林などでの将来的なOECMの取得を目指すことで、持続可能な社会の実現に貢献していく。
【三菱マテリアル株式会社】

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