北東アジア６か国の技術者を対象にした大気汚染物質排出源モニタリング研修会を開催へ

　平成１５年２月２６日から２８日にかけて、中国の北京市で国連アジア太平洋経済社会委員会（ＵＮＥＳＣＡＰ）の主催による研修会「大気汚染物質排出源モニタリングに関するトレーニング」が開催される。
　この研修会は、北東アジア地域６か国（日本、中国、韓国、モンゴル、ロシア、北朝鮮）の技術者の参加のもとに、大気汚染対策に関する講義、発表や各国のモニタリング測定機器の運転管理技術者を対象に「大気汚染物質排出源モニタリング推奨手法」を活用した実務研修が実施される予定。
　「大気汚染物質排出源モニタリング推奨手法」は日本が主催した委員会で作成された火力発電所、工場などの固定発生源を対象にした大気汚染物質排出量把握のためのモニタリング手法で、今回の研修会では、運転管理技術者に対する実務研修のほかに、各国の大気環境管理行政担当技術者の参加による各国でのこの推奨手法の活用方法の検討も行われる見込み。【環境省】