一般財団法人環境イノベーション情報機構
港湾におけるヒアリ確認調査の実施結果を公表
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2020.11.30 【情報源】環境省/2020.11.27 発表
環境省及び国土交通省では、中国、台湾等からの定期コンテナ航路を有する全国の港湾において、ヒアリの侵入状況確認調査を実施している。今年度、夏季調査を5月から9月まで、秋季調査を9月から11月まで実施した。調査の結果、夏季調査では東京港、大阪港及び横浜港で、秋季調査では千葉港、横浜港、東京港及び名古屋港でヒアリが確認された。
調査対象:
中国、台湾等からの定期コンテナ航路(休止航路を除く)を有する65港湾。
今年度は、この調査以外での確認も含めて、4月から現在までに16事例が確認されている。
このうち、コンテナや貨物等から発見され、由来が明らかな確認が4件(いずれも中国由来)で、そのほかの12件は上記の調査等でコンテナヤード等の港湾内の地面で確認された。
9月に名古屋港飛島ふ頭で発見された集団には、多数の有翅女王アリが含まれていたことから、専門家の助言のもと緊急的な駆除を実施したが、現在もモニタリングを継続している。
確認事例の詳細は以下のページを参照
2020年度のヒアリ確認事例一覧
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/2020hiari.html
【環境省】