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環境ニュース[国内]

14年度冬期全国星空継続観察の参加者を募集 

環境学習 こどもの環境学習】 【掲載日】2002.12.16 【情報源】環境省/2002.12.13 発表

 環境省は全国星空継続観察スターウォッチング・ネットワーク)の平成14年度夏期観察の結果と平成14年度冬期観察の実施計画を発表した。
 全国星空継続観察は、参加者に大気汚染光害など大気環境問題への関心を高めてもらうことを目的に、昭和63年から毎年夏期と冬期に実施している星空観察。
 平成14年7月29日から8月11日にかけて実施された平成14年度夏期観察では、47都道府県の442団体、延べ9,156人が参加。
 双眼鏡を用い、こと座の1等星ベガを中心とする三角形の中の星を観察し、何等級の星まで見えたのかをまとめた結果では、平成14年夏期は(1)小都市、(2)大都市(3)中都市、(4)巨大都市の順に暗い星が見えやすいとの結果になり、また全国23地点の定点観察地のスライド写真から求めた「夜空の明るさ」の都市規模別の比較でも人工光が多く大気中の浮遊粒子状物質の濃度が高い大都市の夜空が明るく、星が見えにくくなる傾向がひきつづき確認され、経年変化でもほぼ一定の傾向が読みとれた。
 なお、平成14年度冬期観察は、平成15年1月21日から2月3日までを観察期間として実施される。(1)肉眼での天の川の3部分(ペルセウス座付近、ふたご座付近、いっかくじゅう座付近)の観察、(2)双眼鏡でのすばるのラケット形の中の星の観察などを行う予定で、参加については、都道府県・政令指定都市・中核市の大気環境担当部局などで受け付けている。【環境省】

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