一般財団法人環境イノベーション情報機構
港湾におけるヒアリ確認調査の結果を公表
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2019.12.16 【情報源】環境省/2019.12.13 発表
環境省は、特定外来生物ヒアリ(Solenopsis invicta)が国内で初確認された平成29年度から、中国、台湾等ヒアリが定着している国や地域からの定期コンテナ航路(休止航路を除く)を有する全国の港湾における調査を、国土交通省協力のもと、定期的に実施してきた。今年度は、東京港青海ふ頭において、9月から10月にかけてヒアリの女王アリが多数確認されたことを受けて開催された関係閣僚会議で確認した方針にもとづき、全国港湾における調査について実施状況を点検した。
点検を踏まえ、定期調査の対象65港湾のうち、54港湾を対象とした追加調査を11月10日から12月8日まで実施し、その結果を公表した。
調査の結果、四日市港においてヒアリが発見された。
確認された個体は全て殺虫処理するとともに、確認地点のモニタリング調査及び周辺の調査を実施中。
なお、別途重点的に実施した青海ふ頭における調査では、当初のヒアリ確認地点と隣接する区画で、ヒアリの働きアリ500個体以上を確認し、殺虫処理するとともに、確認地点のモニタリング調査と残存個体の駆除を継続している。
【環境省】