一般財団法人環境イノベーション情報機構
サントリー及び江府町と「大山隠岐国立公園鏡ヶ成地区における自然環境の保全、再生及び活用に関する協定書」を締結
【自然環境 自然公園】 【掲載日】2019.03.15 【情報源】環境省/2019.03.14 発表
環境省は、サントリーホールディングス株式会社が販売する天然水の水源地となっている大山隠岐国立公園・鏡ヶ成において、国立公園満喫プロジェクトの趣旨を踏まえ、同社が水源地涵養の観点から森林、湿原及び草原の保全、再生及び活用を新たに行っていくために必要な事項について定めた協定書を、同社および地元江府町と締結する。環境省が国立公園内の保護管理を目的として企業と協定を結ぶのは初めて。
今回、「国立公園オフィシャルパートナー」となっているサントリーホールディングス株式会社から、同社が所有する「サントリー天然水奥大山ブナの森工場」で採水する天然水の水源地となっている同地区において、国立公園満喫プロジェクトの趣旨を踏まえ、同社が水源地涵養の観点から新たに自然環境の保全・再生・活用に資する活動を継続的に実施することについて提案があったため、そのために必要な事項を定めた協定を江府町とともに締結することしたもの。
サントリーは、協定に基づき、新たに
・植生、野生鳥獣及び水文に関する調査
・湿原再生、草原管理、渓畔林再生、人工林間伐及びナラ枯れ対策
・環境教育及び自然体感ツアー
などを実施する予定。
【環境省】