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環境ニュース[国内]

アジア太平洋地域の流域生態系管理についてのワークショップを東京で開催へ

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2002.11.18 【情報源】環境省/2002.11.15 発表

 平成14年11月25日・26日の両日、東京渋谷区の国連大学エリザベス・ローズホールで、「アジア太平洋地域における流域生態系の持続可能な環境管理に関するワークショップ」が開催される。
 このワークショップは環境省がアジア太平洋地域の各国と共働で実施している環境保全施策形成のための科学的基盤整備プロジェクト「アジア太平洋環境イノベーション戦略プロジェクト(APEIS)」が、国連環境計画世界銀行などの支援の下に実施されている地球規模での生態系アセスメントプロジェクト「ミレニアム生態系評価(MA)」や中国科学院地理自然資源研究所などと共同で開催するもの。
 プログラムとしては「流域管理」「流域モデリング」「流域生態系モニタリング」「ミレニアム生態系評価・地域アセスメント」「流域生態系と都市生態系の調和」の5つのセッションが予定されており、 2003年3月に日本で開催される「第3回世界水フォーラム」に貢献することを念頭に置き、GISやリモート・センシング技術による東アジア主要流域中の生態学機能の解明、人間が水循環生態学的機能へもたらす影響を予測した土地環境管理モデルの確立、発電や水資源開発の河川流域生態系への影響評価のための河川流域の環境管理モデル使用−−などの課題を検討する。
 なお、参加希望者は参加を希望の場合、2002年11月21日までに必要事項を明記の上、国連大学高等研究所あてに申し込む必要がある。参加費は無料。ただし言語は英語のみで日本語への通訳はない。【環境省】

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