環境省、平成29年度公共用水域水質測定結果を公表

【水･土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2018.12.26 【情報源】環境省／2018.12.25 発表

　環境省は、水質汚濁防止法に基づく測定計画に従って国及び地方公共団体が実施した平成29年度の公共用水域の水質測定結果を取りまとめた。

　平成29年度の測定結果では、人の健康の保護に関する環境基準は、ほぼ全ての地点で環境基準を達成していた。
　また、生活環境の保全に関する環境基準は、河川においてほとんどの水域で環境基準を達成している一方、湖沼の環境基準達成率は5割強程度、海域の環境基準達成率は8割程度となっている。

　主な測定項目は、人の健康の保護に関する項目（健康項目）がカドミウム、全シアン、鉛、六価クロム、砒素など27項目、生活環境の保全に関する項目（生活環境項目）がBOD（生物化学的酸素要求量）又はCOD（化学的酸素要求量）、全窒素及び全燐など13項目。

　測定地点数及び検体数等は、健康項目の測定地点数及び検体数が5,384地点、202,396検体、生活環境項目の類型指定水域数、測定地点数及び検体数が3,341水域、7,117地点、458,272検体となっている。

　結果詳細はプレスリリース参照。

【環境省】