一般財団法人環境イノベーション情報機構
アサヒグループHD、「節約」に関する意識調査で対策トップは節電、次いで節水
【環境一般 その他(環境一般)】 【掲載日】2018.02.28 【情報源】企業/2018.02.23 発表
アサヒビールを中核とするアサヒグループホールディングスは、「節約」に関する意識調査の結果をまとめた。現在行っている対策のトップは節電、次いで節水となった。節約の意識は9割以上が持っていた。全国の20歳以上にインターネットで2月7〜13日に調べ、2432人(男性1240人、女性1192人)が答えた。同様の調査は毎年実施している。現在節約していること(複数回答)は「節電している」が最多の71.7%だった。「節水している」が53.7%で続いた。節電については、節電タップで待機電力を低減したり、家族がリビングなどに集まって生活することで、照明やエアコンの電力消費を抑制したりするといった声が寄せられた。料金が安い電力会社を探して契約した人もいた。
節水では、水を節約する機能が付いた最新家電に切り替えた人が多く、初期投資は必要でも長い目で見て節約につながると考えていた。生活に不可欠なインフラの電気と水が1、2位を占めた一方「節ガスしている」は30.3%と7位にとどまった。オール電化住宅が増えていることもあり、ガスに対する意識はさほど高くない実態がうかがえた。
節水は2016年が47.1%、2017年48.1%で今回は2017年より5ポイント以上増えた。老朽設備の改修に伴って料金が上がっていることが背景という。節約全般では「強く意識している」の32.5%と「まあまあ意識している」の59.2%を合わせて91.7%になる。強く意識は20代が44.6%で最も多く、40代(30.8%)、50代(30.4%)が少なかった。
【アサヒグループホールディングス株式会社】