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環境ニュース[国内]

キリンHD、グループの国内総合飲料各社で容器包装に使う紙をFSC認証紙に切り替え

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2017.03.02 【情報源】企業/2017.02.27 発表

 キリンホールディングスは、グループの酒類・清涼飲料などの国内総合飲料各社で、紙製の容器包装に使用する全ての紙を「FSC森林管理協議会)認証」紙に切り替える。2020年末までを目標にする。容器包装材料の持続可能性を高めることで「持続的な生物資源使用、容器包装使用」を実現するための取り組みとなる。

 キリングループが掲げる「長期環境ビジョン」で重要テーマになっている「水資源」「生物資源」「容器包装」「地球温暖化」の4つの柱のうち、生物資源容器包装にあたる。2013年に定めたグループの「持続可能な生物資源調達ガイドライン」と国内行動計画の「紅茶」「紙・印刷物」「パーム油」の紙・印刷物に該当する。

 行動計画を改定してFSC認証紙の使用を拡大する。キリンビール、キリンビバレッジ、メルシャン、キリン・トロピカーナを対象に、包装容器の6缶パックでは2017年末までに、ギフト箱、紙パック、製品用段ボール箱では2020年末までに、それぞれFSC認証紙の100%使用を目指す。事務用紙も2020年末までにFSC認証紙か古紙使用の紙100%にする。

 このほかFSC認証を受けた紙、FSC管理木材を原料にした紙、古紙を使った紙か、環境面で保護価値の高い森林を破壊していないことを調達先へのアンケートで確認した紙を優先して使用する。FSCは木材を生産する森林と、その森林から切り出された木材の流通・加工プロセスを認証する。環境に配慮した木材や紙に与えられる。
【キリンホールディングス株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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