一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境省、「国内外のCCS Readyに関する取組状況等について」を公表
【環境一般 その他(環境一般)】 【掲載日】2017.02.20 【情報源】環境省/2017.02.20 発表
二酸化炭素回収・貯留技術(CCS:Carbon dioxide Capture and Storage)は、火力発電所等から排出されるCO2を分離・回収・輸送し、地中や海洋等に長期的に貯蔵し、大気から隔離することでCO2の排出を抑制しつつ、中・長期的に化石燃料の利用を可能とする技術。環境省では、2020年頃のCCSの商用化を目指して技術開発の加速化を図るとともに、商用化を前提に2030年までに石炭火力発電所にCCSを導入することを検討することとしており、大規模排出源の設計・建設の段階から、CO2回収設備等を設置するための用地確保や採用する技術の内容に応じた準備を予め行っておく「CCS Ready」が課題となっている。
このため、環境省は、CCS Readyに関する情報を広く共有することを目的として、CCS及びCCS Readyに関する各国や国際団体等及び我が国における取組状況について、既存の文献等に基づき、情報の整理を行った。
資料はプレスリリースからダウンロード可能。【環境省】