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環境ニュース[国内]

世界遺産シリーズ切手第9集「白川郷・五箇山の合掌造り集落」発行へ

環境一般 その他(環境一般)】 【掲載日】2002.08.13 【情報源】郵政事業庁/2002.08.09 発表

 郵政事業庁では、「世界遺産シリーズ」切手の第9集「白川郷・五箇山の合掌造り集落」を平成14年9月20日に発行する。
 白川郷・五箇山は標高2,702メートルの白山の東に広がる険しい山岳地帯、日本有数の豪雪地帯の中にある岐阜県大野郡白川村荻町、富山県東砺波郡上平村菅沼・同郡平村相倉(たいらむらあいのくら)の3つの集落のこと。この地域の中央を南から北に流れる庄川(しょうがわ)上流沿いに形成された段丘面に立地し、岐阜県側は白川郷、富山県側は五箇山と称されているが、その美しい景観景観保全のための相互扶助文化の継承に基づく取組みなどが評価され、平成7年12月に世界遺産に登録されている。
 白川郷・五箇山を特徴づけているのは「合掌造り」。叉首(さす)構造の切妻屋根とした茅葺きの家屋で、一般の民家と比べて規模が大きく、屋根の勾配が急傾斜になっている。大家族制度による生活や養蚕などに利用するするために屋根裏の空間を大きく取る必要があったことによるものだが、屋根裏を2層から5層程度に造ることで効率的な利用が図られている。また、大きな三角形の妻面を見せる家屋が群となって並び立つ集落景観は、日本の他の地方には見られない独特のもの。今回の「世界遺産シリーズ」切手でも合掌造りの家並みの四季の景観をデザインしている。【郵政事業庁】

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