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環境ニュース[国内]

「臨海部の森づくり研究会」を設置 東京港埋立地で植栽試験実施へ

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2002.07.19 【情報源】国土交通省/2002.07.19 発表

 都市再生プロジェクト第3次決定の中に盛り込まれた「臨海部の緑の拠点形成」を検討するために国土交通省港湾局に設置された研究会「臨海部の森づくり研究会」(座長:岡島成行・大妻女子大学教授)の第1回会合が平成14年7月18日に開催された。
 現在国土交通省としても、自然再生事業を同省の今後の重要課題の1つと位置づけ推進することとしているが、中でも臨海部の大規模緑地整備については、廃棄物海面処分場跡地の有効活用策として、また多くの市民が親しめる「海辺の里山」創出策として大きな期待が寄せられている。
 しかし臨海部の厳しい環境の中で、自然体験活動を可能とする大規模で豊かな生態系を持った緑地形成をしていくためには、整備手法、植栽技術、維持管理方法など多くの課題がある。
 このため、同研究会では東京港中央防波堤内側の埋立地を検討対象地として、東京都海上公園内の樹木の一部を同埋立地に根株移植し、生育状況の経過観察を行う植栽試験を行うほか、臨海部の森が整備された後の自然体験・環境教育のありかた、市民・NPOとの連携方法などについて平成15年2月頃までにとりまとめを行う予定だ。【国土交通省】

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