一般財団法人環境イノベーション情報機構
EANET(東アジア酸性雨モニタリングネットワーク)第15回政府間会合開催
【地球環境 酸性雨】 【掲載日】2013.12.25 【情報源】環境省/2013.12.24 発表
環境省は、平成25年12月16日〜17日に、タイのチョンブリにおいて開催された、東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)の第15回政府間会合の結果概要を公表した。EANETはアジア13カ国が参加している酸性雨観測のネットワークで、[1] 東アジア地域における酸性雨問題の状況に関する共通理解の形成促進、[2] 酸性雨防止対策に向けた政策決定に当たっての基礎情報の提供、[3] 東アジア地域における酸性雨問題に関する国際協力の推進−−を活動の目的としている。
今回の会議では、昨今東アジア地域においてオゾンや粒子状物質等による大気汚染が顕在化しつつあることなどから、モニタリング対象物質及び活動範囲の拡大等について意見交換が行われ、各国の事情が異なることを踏まえて各国が提案した活動の実現可能性についての調査報告書をネットワークセンターが作成し、来年の政府間会合等で議論することとなった。【環境省】