一般財団法人環境イノベーション情報機構
山小屋との連携による高山生態系長期連続観測を実現
【環境一般 調査/研究】 【掲載日】2013.07.03 【情報源】環境省/2013.06.28 発表
(独)国立環境研究所は、平成25年6月28日、定点カメラの連続撮影による、高山生態系の融雪及び植生の季節変化を検出する観測方法を開発したと発表。今回開発した観測方法は、立山室堂山荘とNPO法人北アルプスブロードバンドネットワークの協力の協力をへて、北アルプスの山小屋に設置されたデジタルカメラを利用して定点観測を行い、撮影された画像を定量的に解析することにより高山生態系における積雪域と植生の季節変化を検出するというもの。
国立環境研究所では、今回の成果を様々な高山帯に展開することにより、世界に類を見ない高山帯の中長期モニタリングが実現し、気候変動の影響評価に貢献出来るとしている。【環境省】