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環境ニュース[国内]

NEC、英国の大学とスマートシティー分野で共同研究開始、水資源の有効活用で協力

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2012.10.25 【情報源】企業/2012.10.25 発表

 NECは、英国最大の工科大学、インペリアル大学とスマートシティー(環境配慮型都市)分野で共同研究を始める。「スマートウオーターマネジメント」と呼ぶ水資源の有効活用を情報通信技術で実現する技術を研究するプロジェクトを立ち上げ、NECの研究者を派遣して協力する。環境に配慮したエネルギー効率が高い水道インフラの構築を目指す。
 共同研究では、NECが持つ情報通信や、インターネットを介してソフト・サービスを提供するクラウド、大量のデータ処理、計測などの技術を、インペリアル大学の学術研究と組み合わせる。水供給網の管理がリアルタイムに近い形で可能になり、漏水や電力の削減、水質向上などの課題を解決し、水道インフラの信頼性や耐久性を高められるという。
 インペリアル大学は世界最先端の学術機関の1つとされ、スマートシティー分野の研究で産学協同プロジェクトを推進。スマートシティー分野の世界的権威になっている教授が、共同プロジェクトのリーダーを務める。NECは研究成果を基に事業化を進める計画で、この研究が軌道に乗れば、スマートシティー分野の他の領域での展開も検討している。
 NECはさらに、世界規模で事業を行うスイスの漏水検知の専業メーカー、ガターマンとスマートウオーターマネジメントに関して協業することで合意した。情報通信技術で漏水をモニタリングして水資源を管理するソリューションや製品開発・販売で手を組む。NECは、共同研究や協業を通してスマートシティーに水関連を加え、事業の幅を広げる。【NEC】
提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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