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環境ニュース[国内]

住友林業、宮崎県椎葉村での森林整備に関する協定を締結、国有林との連携で推進

環境一般 CSR】 【掲載日】2012.09.26 【情報源】企業/2012.09.20 発表

 住友林業は、100%子会社で森林管理や国産材の仕入れ・販売を手掛ける住友林業フォレストサービスとともに、宮崎県椎葉村での森林整備に関する協定を、林野庁、同県など森林所有者と結んだ。住友林業の社有林と国有林との連携協力によって、路網の整備や間伐など効率的な森林整備を推進する。同村の松尾・下福良地域の森林が対象になる。

 協定は「椎葉村松尾・下福良地域森林整備推進協定」と呼び、森林・林業の再生に向け、森林の多面的機能を発揮させるとともに資源の循環利用を図るため、効率的に整備することが狙い。林野庁の九州森林管理局宮崎北部森林管理署、宮崎県東臼杵農林振興局、独立行政法人の森林総合研究所森林農地整備センター宮崎水源林整備事務所と締結した。

 協定を結んだことで、作業道や林道の開設など路網の整備といった森林施業に関して、官民が連携して進めることが可能になり、下刈り枝打ち間伐などの作業が効率化できる。森林の面積は住友林業が保有する1205.63haや宮崎北部森林管理署の327.09haなど計2194.98haで、整備面積は住友林業の24haを含み115haとなる。路網は計4740mを整備する。

 住友林業は、九州地区で熊本県の五木地域でも同様の森林整備推進協定を2009年9月に、林野庁九州森林管理局などと結んでいる。官民が連携して行う効率的な森林整備は、森林の活性化や健全な森林の育成につながり、森林のCO2の吸収機能を高めると同時に、国産材の持続的な活用も可能になることから、住友林業は、他の地域での協定も検討する。【住友林業(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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