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環境ニュース[国内]

被災地の公共用水域の水質モニタリングにおける追加測定結果を公表

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2011.10.11 【情報源】環境省/2011.10.11 発表

 環境省は、平成23年10月11日 被災地の公共用水域において水質と併せて採取した一部地点の底質について行った追加測定の結果を公表した。
 今回の測定地点は、有害物質等に係る水質の測定を行った地点のうち、津波による被害が大きく工場・事業所の特に多い地域等における河川・海域の代表的地点である青森県の海域7地点、岩手県の河川17地点、海域14地点、宮城県の河川5地点、海域25地点、福島県の河川3地点、海域5地点 合計76地点。
 測定項目は、人の健康の保護に関する水質の環境基準項目のうち蓄積性のある重金属カドミウム六価クロム砒素、総水銀セレン)のほかポリ塩化ビフェニル(PCB)についても実施。
 公表によると、いずれの地点についても、水銀を含む底質の暫定除去基準値、PCBを含む底質の暫定除去基準値、土壌汚染対策法の土壌含有基準値を上回る値は見られなかった。
 また、東日本大震災以前に県等関係機関が実施した底質の調査結果と同程度又はそれ以下の値であった。【環境省】

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